座り方が腰痛、骨盤歪みの原因に

コロナの流行を防ぐため自宅でリモートワーク。パソコン前に座りっぱなし。腰も肩もなんだか痛いな・・という方、座り方を確認してみましょう。

①横座り
女性の方に多いのが横座り。床に直接座るときには両膝を体の左右どちらかに流して座りますので自然と体は逆方向に傾きます。また同じ方向に傾けるのが癖になってしまうと腰への負担は更に大きくなり腰痛の原因となります。

横すわりあまびえ
あまびえさん横すわり

②体育座り
小学校を思い出しますが・・床座りの中でもトップを争う腰痛の原因となる座り方です。骨盤だけではなく自然猫背となり椎間板への負荷もあります。何一つ良いことがありません。すぐに辞めましょう。

③長座(ちょうざ)
足を前に伸ばして座る長座。年配の女性がよく長座で座られていますがこの座り方は股関節と腸骨、仙骨に負担がかかります。ただ太ももの柔軟性=筋力があると立ち姿勢に近い形で骨盤が立つので姿勢を維持できる方は長座は良いでしょう。

④割座(ぺったんこ座り)
正座の姿勢から膝から下(下腿部)を左右にズラした座り方です。女の子座りとも言われています。
割座は骨盤(仙骨)が後ろに倒れバランスを取るために猫背になるのと、頭が前に来ることでそれを支える首肩にも負担がかかります。

⑤正座
一番負担にならない床での座り方が正座です。
骨盤がバランス良く立ち、腰への負担が一番少ない座り姿勢です。
慣れていない、また膝や足首の柔軟性がない方は最初は大変ですので体の柔らかくなったお風呂上がりなどにトレーニングのつもりで正座を試してみてください。
ただ、膝に負担がかかるので膝の痛みを持つ方は避けたほうが良いです。

正座する剣道女子
姿勢良く

負担の少ない正座であっても長時間の同じ姿勢はどこかしらに負荷がかかっています。
数十分ごとに立ち上がるなど体を動かすことを意識して過ごしましょう。

また立ち上がることで体内器官も動き排泄などの生理現象も動き出し体の循環も良くなります。
気温も上がってくると室内にいても脱水症状になる危険もありますので水分補給も忘れずに。

ブログ内画像 ©いらすとや

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