仙腸関節とは

仙腸関節とは

人間の身体には仙骨(せんこつ)と腸骨(ちょうこつ)という骨があります。仙骨は背骨を支えている身体の土台となる骨で腸骨はいわゆる骨盤と言われる骨です。この2つの骨で仙腸関節(せんちょうかんせつ)という関節をつくります。
仙腸関節(=仙骨と腸骨の間)には隙間(すきま)があります。隙間があることにより前屈や後屈などの動作がスムーズにおこなえます。
仙腸関節の隙間は身体にとって、とても重要であり動作をスムーズにおこなう為には必要不可欠なものです。

仙腸関節の機能異常

仙腸関節の機能異常とは仙骨が本来あるべき正しい位置からズレてしまい仙腸関節の隙間が狭くなってしまうことをいいます。
本来、仙腸関節にある隙間が狭くなってしまい機能異常が起こると腰の痛みや違和感の原因となります。
急激に仙骨の位置がズレてしまったものが、いわゆる「ギックリ腰」です。
ギックリ腰も仙腸関節の機能異常の1つです。

バランス

私たちが日々、生活している中で少なからず仙骨は正しい位置からズレてしまうため自分では気付かない内に仙腸関節の隙間が狭くなってしまいます。また人間の身体のバランスの中心はちょうど仙骨の前にあり身体の体重を支えています。そのため仙骨が正しい位置にないと身体全体のバランスも崩れてしまいます。
身体のバランスが崩れているとスムーズに動くことができなくなりケガをする原因にもなってしまいます。一見、無関係そうな手や足のケガ、首や肩の痛みなども原因を探っていくと仙腸関節に機能異常を起こしていることが多くみられます。
きゅうくつな仙腸関節は身体中に悪影響を及ぼします。

骨盤のゆがみ

骨盤にゆがみがあると左右の足の長さが違ったり、片方の肩が下がっているなどの症状が出現します。
また筋肉が引っ張られ常に緊張している状態になりこれが「コリ」や「ハリ」の原因となっています。
ニュートラルアプローチ(NA施術)をほどこすことで骨盤のゆがみを正しい位置にもどし、このような症状も改善できます。

昨今「骨盤矯正」というワードがTVや雑誌によく取り上げられていますが本来は矯正するものではなく人間本来の自然な位置(ニュートラル)に仙腸関節と仙骨を直してあげる(アプローチ)のが私達が行う施術法です。

腰・肩・首の痛みやお悩み、ご質問やご不明な点がありましたらどんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。
女性スタッフが丁寧に対応いたします。

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